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糖尿病でも問題なく就労出来る?

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糖尿病でも仕事は出来る

現代病と言われる糖尿病だと仕事が出来ない?

糖尿病を患っているという人は身の回りに少なくありません。
非常に多く耳にする疾患の一つのため耳馴染みはあるものの、
詳しくは知らないという人も多いかもしれません。

糖尿病には1型と2型がありますが多くが2型となっており
1型は割合的には少なくなっています。
1型糖尿病は原因が正確にはわかっておらずかかりやすい体質、
膵臓に何かしらの破壊等異変が起こった場合に起こりますが
2型は肥満、中年以上(40代以上)、親類に糖尿病患者が存在する、
慢性的な運動不足といったいくつかの要因が関係していると言われます。

現代病と評される事があるように、肥満や運動不足は現代人にとって
無関係な事では無いかもしれません。

糖尿病という名称に「糖」が入っている事から何となく
甘いものを大量に取ると糖尿病になるという認識をする事もあるようですが
実際には甘いものを取っての発症とは一概に言えないようです。

糖尿病になるとどういう症状がある?

糖尿病の症状

糖尿病を患うとどういった症状を自覚するでしょうか?
仕事に影響してしまう内容でしょうか?

  1. 頻尿(夜間等睡眠時に4回以上の事もある)
  2. 切り傷等の傷が治りにくい
  3. 喉が異常に乾いて常に水分を欲する
  4. 食事をしても直ぐに空腹感を感じてしまう
  5. 背中や腕など皮膚に疾患がないのに痒く感じる
  6. 指先や足先に痛みを感じる
  7. 男性機能の急激な低下/不能
  8. 視力の低下/かすんだりする
  9. 全体的な倦怠感/意欲低下

糖尿病は悪化して放置してしまうと生活上非常に危険な事もあり
早めの対処が好ましいと言われますが上記のような
比較的わかりやすい症状が出ると言われていますので
あてはまる場合には早めに専門医にみてもらう事が必要です。

糖尿病になった後に仕事が出来るの?

糖尿病でも仕事が出来る

糖尿病と診断された場合、体内では何が起こっているのでしょうか?
また糖尿病になっても仕事には影響は無いのでしょうか

糖尿病は種類があるもののいずれも血糖値が正常ではなく
食事療法、生活習慣改善、薬を用いてそれらを調整して
治療を行います。以前は完治し難い病気と言われたものの
現在では完治する例も多く報告されている病気です。

糖尿病は血糖(ブドウ糖)が異常に多くなる事が原因である事から
肥満の防止(減量)や体内に取り入れる栄養管理、薬剤での治療で
完治する事もあります。

しかし完治というよりも寛解状態という状態の人も多くなっており
一時は治ったものの再度糖尿病を再発という事例もあります。

こうした事から糖尿病は事前の予防策をしっかり立てる事、
一度発病してしまった後は生活の中で食事や運動をしっかりと
管理しながら生涯継続して気を付けなければならないと言えます。

仕事は問題なく継続出来ます

既に多くの糖尿病を患い、治療を続けながら仕事をし
活躍している方は非常に多くいます。
糖尿病の特徴として糖の調整が必要となるため、
運動を生活に取り入れたり日々の食事の制限も同時に必要ですが
医師と相談しながら無理の無い範囲での仕事は問題なく可能です。

気を付けなければならないのは、薬を処方されているケースです。
薬を服用しないで運動をしていると血糖値に異常が生じ、
意識が無くなったり、仕事の効率が落ちたりするようです。

デスクワーク等では特に気にかけなくて良いようですが
車の運転、常に意識をしっかり持って作業をする高所作業等
特殊な業種では一層気を付けなければならないでしょう。

糖尿病の治療をしている間でも、医師の指示に従い、
血糖値の管理などをしっかり行っていれば一般的な仕事は
継続して行う事が出来る事は現代の医療が発達した事も影響しています。

インスリンを体内に入れる必要がある患者さんでは
慣れると簡単に操作が出来るインスリンも開発され、
日常生活を営みながら治療が出来るようになりました。

糖尿病を理由として入社拒否は出来ません

糖尿病でも入社拒否できません

糖尿病だからと言って新しく会社に就職出来ないのでは?
と転職や入社の心配をする必要はありません。

糖尿病を理由として入社を拒否する事は許されていません。
糖尿病であっても適切な処置を本人がしっかりしていれば
仕事に影響は無いのですから。

また障害を持っていても、他の疾患を持っていても同様です。
面接時には薬を服用しなくてはいけなかったり、
医師から指示されている事があるかもしれませんから
糖尿病である事は知らせておくほうが良いでしょう。

何らかの事情で血糖値が異常になると意識が無くなる等、
万が一の事が無いとも限りません。
糖尿病が寛解状態になるまでは仕事中も意識的に自己管理しましょう。

デスクワーク・在宅ワークで活躍する人々

在宅ワークやデスクワーク

糖尿病と戦いながら日々の中で仕事をしている人々を調査すると
驚くほどに全く職種に偏りが無い事がわかります。

体力を要する事のある建築・建設関連、営業職、クリエイター、
事務職、経営者の中にも多く糖尿病を戦っている人がいます。

倦怠感や疲労感を感じやすい時期があるので、デスクワークが
最も多くなっています。確かにデスクワークであれば
薬の服用や、体調の管理がし易いかもしれません。

治療の途中では若干体調が安定しない事があるのも特徴。
そうした場合、在宅ワーク等も活用するのも良いかもしれません。
在宅ワークはクリエイターの人々にはメジャーなものですが
闘病中の人々にも広く利用されている新しい働き方。

自宅に作業スペースを確保すればパソコン1台で仕事が可能です。
現在では法人が社員の一部を在宅勤務としている例も増えています。
こうした制度を利用する事も今後広がって行くと思われます。

障害者就労支援サイト

オレンジ・ライフ

自立支援オレンジライフ

障害を持った方の在宅就労支援を行う会社。様々なバックアップを精力的に行っているオレンジライフ。在宅勤務支援や様々な技術を有し支援に心強い味方。未来への懸け橋になる会社です。

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