いじめの末に疾走して凍死で発見されたというものすごく悲しい事件。
この事件から3か月が経ちましたが、風化させまいとネット上の方々がこのいじめに関して取り組まれています。
Youtubeの動画ですので、取り上げられたら再生回数が上がるという点も含めて考えなければなりませんが、本当に風化させてはいけないと思って取り上げている方もいらっしゃるかと思います。
時間が経過した時に上の動画が肖像権の関係で消えているものもあるかもしれませんが、それでも一度インターネット上に流れた情報は誰かが保存しているとのことで、二度と取り消せないとも言われています。
肖像権の問題があるとは言われていても、一度流れた顔写真は指名手配犯のような扱いを受けることになります。
一番あおり運転での復讐が決まったのではないかなと思っています。
まあ一番悪いのは煽り運転をした人でしょうけど、SNSに投稿することで誰かがその動画や情報を拾い、それが大問題だと思ったらたくさんの人たちに拡散してもらえるのです。
いじめに関してもできることなら肖像権とか関係なしで流してしまえばいいとさえ思っています。
いじめられている人は明日生きるか死ぬかの選択肢を迫られるわけで、そうなる前に手を打てるのであれば打ってほしいなと。
本当に自分が悪くなく、相手に非があれば拡散した後でも味方になってくれる人は現れると思います。
いじめの問題やストーカー事件に関していつも思うのは、警察は死んでからでないと動いてもらえませんし、核となる証拠が見つかったとしても学校などは隠蔽をしてしまう可能性があるということです。
そうなってからでは意味がありませんから、やはり戦う姿勢を持ってSNSに投稿して見ることです。
SNS投稿によって世論が動き、警察が動く可能性も出てきた時代です。
自分に非がある場合は自分が叩かれますが、相手に非がある場合は間違いなく味方になってくれると思います。
一方でSNSは誹謗中傷で傷ついてしまう人がいるということで懸念されていることも事実です。
ただ、誹謗中傷に関しても匿名だからと言って逃げられるわけでもなく、今後はプロバイダーから誰かを特定していく流れにもなっていくのではと思っていますし、これからそうしたことも対処される可能性もあります。
まだまだインターネットの世界はアメリカの大開拓時代のように未開の土地がたくさんあるような状態です。
あらゆる可能性が秘めていますし、これまで弱者であった人が声を大にして生きていける可能性ももちろんあるわけです。
あおり運転の厳罰化はその可能性を実現した例です。
これまでは煽られていた人が泣き寝入りしていたと思うんですけど、ドラレコという武器を持ったことで煽られた人も堂々と戦えるようになったんです。
いじめに関しても少しずつではありますが、証拠動画を元に警察が動くこともあるので、自分だけでなくこれはいじめかもしれないという動画を撮影できるような状況を作っていくことって本当に大切だと思います。
一方でSNSによるデマによって苦しむ方も出ています。
いじめの加害者の親ではないのに「これが親だ!」とデマを投稿されたことで全く関係のない方に電話がじゃんじゃん鳴るようなこともありました。
その件で芸能人も便乗して批判したことで逆にブーメランとなって返ってきたという例もあります。
デマを流すとせっかくの大事な情報が違う方向で取り上げられたりしてしまうので、SNS投稿に関しては十分に気を付けなければならないことは確かです。
SNSは今後も大いに活用されていくべきですが、まだまだ発展途上ということで間違った方向に走りやすい欠点もあります。
注意をしながら弱者が救われるツールとして活用されていくことをぜひ期待したいです。
活用の仕方を学んで弱者が救われる世界をみんなで作りましょう。