メンタルの悩みを克服するにはどうする?
メンタルの問題は長年の間付き合っているという人から
急に発症してしまって対処に戸惑っているというケースまで
非常に幅広い内容である事が知られています。
メンタル問題で様々な事例が知られています
- 高校受験失敗を機会にして部屋から出られなくなった
- 会社でイジメがあり通勤途中で気分が悪くなるように
- 過去の虐待や失敗、ショックからトラウマに
- 投資で莫大な資産を失い絶望して鬱病を発症した
- 業務がきつすぎて鬱病を発症し重症化していった
- 元々持っていた精神疾患に加えて鬱病も同時に発症した
- 事故や妊娠をきっかけにして精神疾患を発症した
- ストレス、不眠からパニック障害を発症した
- 潔癖や過敏から自律神経失調症も発症した
等々個人差が非常にあるのが特徴となっており
原因も様々で生まれ持ったもの、ストレスや仕事によるもの、
大きなショッキングな出来事をきっかけにして発症したものなど
多くの要因、状況が見られます。
原因が存在しているケースがある!?
長年の多忙過ぎる職場環境、中にはIT関連でも耳にするのが
不眠不休でクライアントからの仕事をオフィスで寝泊まりをしながら
行っていたら急に体調悪化を訴えて診断されたのが鬱病だった等、
無理をした生活の結果発症するような話もあります。
こうしたメンタル面の不安を抱えたままで社会生活を
無対策でしていると精神疾患の特徴として少しずつ悪化する事が言われ、
出来る限り環境を変える、改善しながら医師の指示に従いたいものです。
メンタル面の改善に心がけている事は?
- 医師から出される薬の服用を守るようにしている
- 定期的に心療内科に通い状況を説明しています
- 一時的に休職し結果的に復職は諦めて退職し休養しました
- 営業職だったものの合ってないと思い異業種に転職した
- 自分が気分が悪くなる特定の場所に行かないように意識
- 狭い場所、人混みに行くとパニックが出やすいので避ける
- 常に外出時は妻と出掛けるようにしています
- 酒を飲むと覚めた時に気分が沈む為、飲酒を控えるように
メンタルの問題を抱えている人は独自の症状の癖を理解して
それぞれに効果的な方法を見つけて実践しているのが分かります。
メンタルに問題があっても問題なく活躍出来る仕事は?
メンタル面で不安を抱えている場合でも多くの職種で
活躍している姿が見られます。
薬の服用、無理をしない、睡眠に影響しない、ストレス回避等
一定の条件を満たす職業を選んでいくと選択肢は多そうです。
パニック障害・鬱病・自律神経失調症等の精神的な問題があり
治療も含めてある程度症状を抱えたままで、
問題なく仕事を継続している人々の職種を調べてみると
- IT関連(WEB制作、システム開発、デザイン他全般)
- 製造業(食品製造、木工加工、鉄鋼関連等全般)
- 飲食業(居酒屋、スナック、飲食店等全般)
- 団体職員(公務員、契約社員)
- 事務関連(法人、個人全般)
上記が多く見られます。どの仕事も定期的に休憩ができ、
薬などの服用が可能と思われるもの(トイレ休憩含む)、
ペースをある程度維持出来るもの、ストレスが集中しないものと感じます。
対して余り多く見られないのが対面の営業、非常に対処する数の多い接客、
休憩の少ない緊張の多い業種等は避けられる傾向が見られます。
メンタル面を刺激しない働き方のコツ
メンタル面が完全でない状態では出来るだけストレスを避けて
薬の服用、休憩が出来る環境が好ましいものです。
また仕事をする場合最も気にしている点として
オープンにするのかクローズにするのか?という話が出てきます。
オープンとは自分の病状を会社に全て話した上で活動をする、
クローズとは一切言わない若しくは一部の上司にのみ伝えるものです。
現実問題として一部の会社では精神的な問題がある事に対して
非常に厳しい対応をする人がいるという事。
決して許されない事ですが、理解しない人も存在するようです。
こうした事からオープンにしないまま仕事を続けるという事例が多くなり
どうしても無理に仕事をしてしまう場面が増えてしまいます。
そこで出来るだけ負担を増やさないよう先人のコツを抜粋します。
先輩達の職場での楽に過ごすコツ
- ストレスを溜めないようにデスクにお菓子を常備
- トイレに行く回数を増やして休む。薬もその時に。
- 出来るだけ人間関係が楽そうな職場を選ぶ事
- 差別意識の高い会社は絶対入社しない
- 通勤は電車を使わない。車か自転車がストレス溜まらない。
- 飲み会等は嫌味にならない程度にうまく断る
- 会社では意識的に人間関係を作ろうとしないこと
- 気が合う人とだけ付き合うようにする
- 意識的に前向きに考えるようにする
- 人の評価より自分で評価を決めるように意識
- 自分が病気だと認識して認める。人に頼る時は頼る。
- 真面目過ぎる考えをしすぎないようにしている
- しんどい時は休む、無理を絶対しない
非常に多くの対策を持っているのが分かります。人それぞれに
感じ方や病状に違いがあるので自分にあったものを参考にしましょう。
病状によっては休暇したほうが良い事も多いものですが
社会で活躍出来そうだと思う場合は無理をせずが基本のようです。
休職・転職するという選択肢も必要
様々な要因で起こってくる精神障害。しかし原因を全て自分のせいだと
背負ってしまう性格の事も多くなっています。真面目でストレスに
余り強くない性格を持っている事も多いと言われています。
真面目故に職場でも無理をし過ぎる傾向にあり、
他の人のように何故出来ないのかと考えてしまう事もあります。
しかしながら現在の職場で精一杯努力をするよりも
一度休職をして療養して症状を無くす、少なくしてから
復帰したほうが良い場合もありますし思い切って環境を変えて
働きやすい場所に移動する事で良い結果になったという事例もあります。
無理をし過ぎず環境を変える選択肢も
仮に現在の職場の人間関係によって大きなストレスを感じる場合、
別の職場に変わる事で全く違った毎日が待っているかもしれません。
現在の職種がどうしても大きな苦痛となるような場合には
異なった職種に変える事で楽に過ごせ、自分の能力を発揮でき
同時に人間関係も改善する可能性もあります。
ポイントは選択肢を自分で狭くしないで常に現状に限界があれば
情報を収集しながら新しい環境の模索も視野にいれたいという事ですね。