これは必ずしも男性が女性に対して行われるものではなく、女性から男性もあり、男性から男性、女性から女性という形もあるようです。
戦国時代に至ってはお殿様が美男子を可愛がるということはよくあったことのようで、本当にそういった関係であったどうかは分かりませんが信長に仕えていた森蘭丸も美男子だったと言われています。
寵愛を受けた人はそれなりの地位を補償されるのですが、力のある人が亡くなる時には殉死と言って一緒に死んでいたようです。
一緒に死ぬことでその人への忠誠心を図っていたようで、死んだ先にも一緒に付きそう意味も込められていたと思いますが、力のある人が亡くなることでそれまでの嫉妬心を自分に向けられる恐れがあったために敢えて死を選んでいたこともあったそうです。
豊臣秀吉に寵愛された石田三成も秀吉が亡くなれば一気にその嫉妬心が三成に集中しましたからね。
寵愛を受けるということはそれだけの覚悟がいることを歴史は教えてくれています。
枕営業をするということはその後に良い影響と悪い影響どちらも出るということになります。
確かに力のある人が行うことによって拒否すればその環境にいることが難しくなります。
特に芸能界という華がある場であれば、ようやくその場に立てたのに枕営業を拒否してそれまでの頑張ってきた努力が水泡に帰す可能性が出てきます。
芸能界に限らずどの業界においてもそうした未来を潰される可能性があるわけで、枕営業を持ち掛ける人はその人の人生を潰す可能性を秘めているということを忘れてはならないと思います。
仮に枕営業を引き受けたとしても、それで得た地位は実力で勝ち得たものではないことを自分自身が一番理解しているため、その人が引退したり亡くなったりしたときには、その環境に留まることが困難になります。
どちらにしても枕営業は良い結果を生まない可能性が高いということになります。
枕営業を持ち掛ける人は自分の性欲に負ける人、枕営業を受ける人はその先の未来を簡単に得られるという欲に負けた人ということになります。
受ける側の人としては致し方なかったと弁明するかもしれませんが、世間一般の人はそうは受け取りません。
どんなに苦しい立場であったとしても受けたからにはと思ってその人に対する視線は厳しいものとなります。
自分自身の置かれた環境なんて世間は興味もありませんからね。
だからこそではありますが、枕営業を受けない道の方が最終的にはプラスになりそうな気がします。
拒否をしてからしばらくはいばらの道を歩むかもしれませんが、その後に切り開ける可能性があるのは拒否をしたほうではないかと思います。
枕営業って本当によろしくない営業ですね、こうやって考えると。