マンガを読んでいる暇があったら本を読みなさいと言われてきた私たちの世代。
しかしながら世界にも日本の漫画に対して大きな支持を得ています。
また、映画のように初期投資に莫大な費用がかからないことから、資源が無い日本にとっては世界に売ることができる貴重なツールではないかと考えています。
マンガは資源のない国にとって大きな財源となりうる存在ですよ。
そんなマンガですが、私が幼き頃はジャンプやマガジンを毎週買って読んでいたなと懐かしく感じるところがあります。
私が幼い頃のジャンプはドラゴンボール、スラムダンク、北斗の拳やキン肉マンなどが掲載された黄金期と呼ばれていた時代でしたが、今でもあらゆる媒体でマンガが親しまれているのではないかと思います。
マンガは私たちの生活の一部としての地位を築いたのではないでしょうか。
マンガを読むと文章力と想像力が衰えるからやめなさいとも言われていましたが、果たしてそうでしょうか。
マンガによってはじっくり読まないといけないものもあります。
また、想像力に関しても元々どんな様子だったのかが分からないまま読むよりも、マンガのようにスッと時代背景であったりその様子が分かるものから理解を早めるのも一つの手です。
マンガである程度理解を深めてから文章を読んで、同じような場面を想像するようにしていくことで十分に想像力を深めることもできます。
マンガは「読む」という行為を身近にしてくれるツールでもあるわけで、アニメやドラマばかり見ている人よりも「読む」という行為を行う人であるということをまず認識しておいた方が良いと思います。
さらに身近な存在となったなと感じるようになったのはマンガアプリです。
毎週決められた時間に本屋やコンビニで紙媒体のマンガを買いに行く必要がなく、スマホやタブレットを持っていれば家の中で紙媒体のマンガで部屋の本棚などを占められることなく楽しめます。
一昔前に漫画村が著作権を無視していたことで大きく取り上げられていましたが、広告収入を作者に還元できるシステムであればだれもが得するツールになっていただろうにと思っています。
それに近いアプリが出来上がったので良かったかもしれないなと思いますが、過去の作品に対しても広告収入で作者の方々に入れば古本屋さんのみ利益を得るような仕組みよりもよっぽどいいのかなと思うので、私はアプリでマンガを読む仕組みは素晴らしいなと感じています。
幼い頃に読んでいたマンガと現在のマンガを比較してみると、現在のマンガはリアリティが強くなってきたなと感じます。
一方で過去のマンガにリアリティが無いかと言われれば決してそうではなく、人の心理を掴んでいるなと感じるものも大変多いので、過去の作品も大変面白いなと思いますけどね。
それでも現在のマンガはあらゆる視点を持ったものがあり、あらゆる世界観を教えてくれるので非常に役に立ちます。
難しい文章を読むことに抵抗感がある人でもマンガであれば入りやすいですし、非常に便利なツールであるといえます。
漫画の力はすごいです。