上司が部下を褒めるとき、
監督が選手を褒めるとき、
親が子どもを褒めるとき
人を褒めるという機会はありとあらゆるところでありますよね。
そんな時に「褒める」という行為は少なからず相手の気持ちを良い気持ちにさせると思います。
その時にどのように褒めるかどうかで相手の気持ちが全然違うのって知っていましたか?
研修なんかで褒め方に関するやり方みたいなものがあったりするのですが、結構当てはまっているなと思うのでご紹介します。
いい図を掲載しているページがあったのでイメージはこちらのページでご確認ください。
LITALICOワークス
褒めることって実はとても照れることないですか?
また、ほめ過ぎて有難味がなくなったりしてしまうのではないかと考えてみたり、実は難しいことなんだなと思います。
ですから、段階を踏んで褒めてみるのもいいかもしれません。
■□ 1番目 環境を褒める
「ええ服着てるな~、かっこいいな~」
「いつもめっちゃ机の周りきれいにしてるやん」
といった形で、その人の環境の変化に関して褒めることです。
褒める側も褒めやすいですよね。
自分自身が変化に気づいて褒めるわけですからやりやすいわけですよ。
マインドガードDX粒タイプ
■□ 2番目 行動を褒める
「片づけが出来て偉いね~」
「買い物してくれてありがとう!」
意外と当たり前と思っていることを褒めないんですよ、上司も親も。
何気ないことでも一つ一つ見つけて褒めてあげると喜ばれます。
■□ 3番目 能力を褒める
「こんなことが出来るなんてあなたの素質はすごいな~」
自分にはないものをあなたは持っているんだよと褒められると優越感を感じるので、非常に嬉しくなるものです。
ドクターポジティブイ
■□ 4番目 考え方を褒める
「なんでそんな考え方できるの?すごいやん!」
さらに素晴らしい発想の持ち主だと思われることが喜びとして響いてきます。
ここまで褒められる人は結構頼れる上司のように思われているのではないでしょうか。
逆に普段からこんなに褒められていますか?
起立性調節障害
■□ 5番目 存在を褒める
「もうあなたは生まれてきただけで素晴らしいの!」
これは照れ臭くてなかなか言えませんね…。
言われた方も照れ臭すぎて「やめてよ」と言うかもしれません。
1番目から5番目まで紹介しましたが、1番目のほうが5番目よりも褒めやすいのですが、1番目よりも5番目の方が非常に嬉しさが大きくなるものです。
5番目のような褒め方をされたら確かに恥ずかしくなるかもしれませんが、実は脳がとても喜ぶのだそうです。
脳に揺さぶりをかけるほどの喜びを伝えるわけですから、これほど効き目のある褒め方はないんですよね。
考えも見たら、「おぎゃー!」と赤ちゃんが生まれたときは、「生まれてきてくれてありがとう!」と思っている人がたくさんいませんか。
それが年を重ねるごとに、出来るようになったこと、結果を出したことへと褒める内容も5番目から1番2番目しか褒めなくなるんですよ。
もしかしたら、褒められても響かないのは4,5番目の点を褒めていないからかもしれませんよ。
嘘臭く聞こえても脳が喜ぶのですから効果大です。
上司の方や保護者の方はぜひ4,5番目を褒めようと実践してほしいですね。
最初は気持ち悪く感じられるかもしれませんが、何度もやっていけば脳が反応するわけですから笑顔が増えるかもしれませんよ。
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