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精神障害でもパートナーが見つかる?

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精神障害でもパートナーを見つける

精神的問題があるけれど人生のパートナーが欲しい

日頃の生活の中で少し不安がある、仕事は問題なく出来るけれど
睡眠障害がある、私生活はほぼ問題ないものの鬱病を持っている等
精神的な問題を抱えている方は多いですが、パートナーが欲しいと願う
人々も多く存在します。実際に恋人とお付き合いをしたり
結婚を実現した人々はどういう経緯、障害を乗り越えたのでしょうか?

ポータル恋愛サイトで公募されたアンケート、SNS等の意見も含めて
精神障害を持っている人々の恋愛事情、結婚事情も参考にしながら
人生のパートナーについて考えてみたいと思います。

障害が無い場合でも恋人探しは大仕事!?

恋人・結婚相手が欲しいと考えている人は非常に多くなっています。
同時に障害が無く年齢的にもまだまだ若く、収入や学歴も高いけれど
相手が見つからない、相手が見つかっても長続きしないという
男女(同性の場合でも同様に)の関係は昔から簡単にはいかないようです。

しかし実際には精神障害を持っている人でもパートナーと過ごし
恋人・夫婦として生活をしている例は少なくありません。

パートナーと上手くやっていく為には?

精神障害があっても恋人は出来る

精神問題を持っている場合どういう面を気を付けたり
理解しあっているのでしょうか?著者の知人に福祉関係の女性がおり
周囲に様々な事例があるとの事でお話を伺いました。

現在パートナーと仲良く過ごしているカップルの特徴
  • 互いに疾患に関して隠さず話し合い理解しあっている
  • 男性は鬱病、女性は自律神経失調と互いの疾患を知っている
  • 二人で生活を互いにサポートしながら円滑に過ごしている
  • 病気に関係なく互いの性格や容姿を愛している
  • 例外なく楽観的で明るく前向きなカップルばかり
  • 日々の努力を欠かさず努力家が多い

非常に興味深かったのが、病気を持たないカップルと
大きな相違点は無いというものでした。
また病気には個体差が大きく、同じ鬱病でも軽度の場合は
日頃のストレスを軽減し生活に注意をする程度で良い場合もあるけれど
重度になるとやる気もなくなり、薬を必ず飲まないといけないなど
生活に制限が出る事もあるため、パートナーの理解は重要との事でした。

総じて言える事は一人きりで抱え込む部分が減る事で
前向きで明るくなっていくカップルが多いとの事。
この辺りは一般的なカップルと全く変わらない事ですね。

どうやってパートナーと出会っている?

パートナーとの出会いについて

出会いの場というものが減って久しい今日。
若者で恋人が居ない率が昨今非常に高くなっているというデータが
発表されているのを目にする事が少なくありません。

草食系という言葉が流行したのは最近の事ですが
昔のような出会いの形態と現在では違っているのでしょうか?
多くの出会いに関するブログやSNSを見ていくと様々な出会い方があるようです。

  • 職場で長年同僚として接していた女性が今の妻
  • 職業訓練に通っていた頃に知り合った
  • ツイッターでフォローしてくれた相手
  • 恋人探しアプリで出会った
  • 大学時代の同級生で長年友人だった

ほぼ障害を持たないカップルと大きな違いが無いように見えます。
どのような場でも出会いはあるという事ですね。

障害があっても無い場合と同じ所が多い

障碍者の恋愛は可能

精神的な病気、肉体的な障害共に個体差が大きくあるものですが
社会の中でパートナーを見つけて充実した生活を営む人々は
多く存在しています。障害に関してオープンに編成して放送する
NHKのバリバラは視聴する機会が多いですがパートナーに関しての
放送回の際には非常に興味深い内容でした。

【参考インタビュー/記事】

©NHK/バリバラ/障害者カップル放送回紹介
©マイナビウエディング障害者の結婚インタビュー

障害の種類に関係なく人1人の魅力に惹きつけられる

バリバラのパートナー紹介回では性的マイノリティーを抱えるケース、
身体的障害を抱えるケース等がリアルに紹介されました。

全編通して恋人と視聴していたのですが、最も大きく感じた事は
何ら自分達と変わらない気持ちがベースにあるという点でした。
障害があろうと無かろうと「愛」がそこにあるのです。

マイナビさんの結婚に関する記事も好きで時折読ませて頂きますが、
障害者の結婚に関してのリアルなインタビューでも同じ事を感じます。

インタビューの主役である身体障害を抱えて車椅子を使う生活である
新郎は、障害の無いパートナーと結ばれましたが
普段の生活では全く障害者との接点が無く意識をしていないとの事。
そしてこうしてインタビューを受ける目的の一つとして
障害者との繋がりも欲しかったと語っています。

普段の生活では全く後ろ向きな意識は無く前向きで
恐らく奥様であるパートナーの女性もこうした人間的な魅力に対して
愛を持ったのではと感じました。

パートナーと過ごす為に必要な事とは

精神疾患があっても恋人は出来る

多くの記事、アンケート、SNSを見ていくと調べれば調べるほどに
障害を持った場合と持たない場合で、基本的な部分はカップルの関係維持に
変わりが無いと感じるのが正直な所です。

二人が惹きつけあい、そして生活を共にするようになると
互いへの気持ちがあってこそ物事が進んでいくものでしょう。

相手の事が好きではない、好きでなくなると一緒には居られません。
これは障害がある、無し関係ないのではないでしょうか?

例えば身体的障害があり室内で補助を必要とする場合には
介護を入れれば良いですし、パートナーが補助できるのであれば
介護支援を受ける必要が無いというケースもあります。

精神的疾患のみであれば室内での食事や洗濯等の家事は
互いにどちらでも行うことが出来ます。

どの場合も互いを大事に思い魅力を継続して感じている事が
前提となってきます。精神疾患、肉体的障害共に
パートナーとの良好な関係を築き、維持するには
パートナーへの理解、思いやり、協力、尊敬が大事になりそうです。

障害者就労支援サイト

オレンジ・ライフ

自立支援オレンジライフ

障害を持った方の在宅就労支援を行う会社。様々なバックアップを精力的に行っているオレンジライフ。在宅勤務支援や様々な技術を有し支援に心強い味方。未来への懸け橋になる会社です。

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