夢の世界の自分は違和感ありまくりの世界に対して受け入れていました。
前の職場が今までやったことのないようなテナントになっていたとしても夢の世界では問題がありません。
例えるなら小学校の友だちと中学校、高校の友だちが入り混じって働いたことのない喫茶店で働いているような感じの夢でした。
全くおかしな環境であるにもかかわらず、自分自身は同窓会のように受け入れて話しかけているのです。
ただ、これがおかしいなと感じられると眠りが急速に浅くなり出して目覚めることも過去にありました。
現実ではないと感じると脳も整理整頓をしようとしない点がすごいなと感じるのです。
夢を見た後に感じることは、脳は自分の身体にいる別感覚の生き物だと思うことです。
私自身は現実を受け入れてその1日1日を一生懸命生きているわけですけど、脳は過去の記憶の中で生きていてその中で確実にインパクトの強かったものをとどめておくのだなと。
たとえそれが私自身が要らないと思って切り捨てたものであっても、脳は大事だと思ってずっと記憶の片隅に残しているので、やはり別人格のもう一人の自分がいるような感じです。
ただ、脳自体は自分の意志で新たなものを見る自由はなく、私が見たものに従ってでしか見ることができない存在ではありますが。
記憶の整理整頓を行ってくれることで、私自身は最初は過去に対する自分の後ろめたさであったり過去を引きずっているトラウマのようなものとして捉えなければならないのかと考えたりもしましたが、別人格の存在だと考えるようになってからは自分の身体の中に2人の人格がいるのだと思って楽しんでいる気がします。
もちろん夢の中で見た情景は朝起きてすぐのときくらいまでしか覚えていることができず、覚えていても最長でその日一日くらいだと思います。
次の日になれば夢の余韻に浸ることは出来ず、現実の世界でいっぱいいっぱいになっている自分がいるわけです。
たまにではありますが、前日に見た夢と前々日に見た夢が合わさることとがあり、よっぽど脳はこの記憶を大事にしたいのだなと思ったりしてしまいます。
そしてこれもたまにではありますが願望も夢の世界で叶っていたりすることもあります。
こうありたいと思う世界を脳は夢の世界で叶えようとしてくれるので、脳とはこれからも仲良くしていきたいなと思っています。