衆議院の任期は4年で総理大臣が解散と言えば4年以内となってしまう極めて不安定な任期、参議院は6年間と安定の任期で私たちの生活に関する法律を決めていただくわけですけど、この任期中にどれだけ成果を上げるかによって次の任期にもこの人たちに任せていいのかを決めるのが選挙なわけです。
これまでの頑張りと成果がしっかりと得票数によって表れるのですから、学校で頑張って勉強して点数化されて結果が出るテストとの似ている点があります。
また、自分がどれだけ頑張っていても、頑張り方が間違えていればその成果・結果が出ないのも大変にています。
自分は休みを削ってでも毎日頑張っていたのにと思っている議員さんもいらっしゃったかもしれませんが、このコロナという緊急事態の中での頑張り方を間違えたことによる国民の結論だったというわけです。
昨年の緊急事態宣言時には給付金対応が遅かった点、経済を優先してGOTOトラベルキャンペーンを行い、抑えていた感染者数を拡大させてしまったこと、政治とカネの問題を最終的に解決できなかったことなど、自民党の政治力に対するNO判決が出たわけです。
先ほども書きましたが、正直ここまで負けるとは思いませんでした。
自民党に対する不信感がここまで高まっているとは思っていなかったからです。
特に選挙はそんなに簡単に変わることはないのですが、ここまで結果が変わるということはそれだけ不信感が募った証拠だということです。
こうなると、衆議院解散して選挙をしても自民党は大敗するでしょうからコロナの成果が出るまで行わないでおこうとするでしょう。
コロナの成果ではなくとも、何かしらの成果を出さない事には選挙でよい結果には繋がりません。
先ほども書きましたが、これまでの成果がないことには選挙で勝つことはまずありません。
特にコロナと緊急事態時に素早く成果の出る行動を取らなことには間違いなく政党離れすることは明らかです。
明らかではありますが、あまりにも速いスピードで政党離れしていたことが今回の結果でさらに明らかになりました。
もしかしたらしばらくないだろうと思っていた政権交代が起こるかもしれません。
自己満足の取り組み方はダメだということが選挙を通じて分かりましたね。