私が幼い頃の100歳で有名な方といえばきんさんぎんさん。
笑顔が素敵で2人仲良くかどうかは本当のところ知りませんが、その年齢まで健康に生きようと思えば生きられるんだなと認識したものです。
ただ、同時にこんなことも頭に浮かんでいました。
100歳まで生きても、今の自分のように元気に走り回ったりはできないんだろうなと。
40歳を超えてからも若い頃のように身体が動くはずもなく、身体に無茶をすればするほどその反動がきつくなることを感じるわけです。
この先さらに体の自由が奪われていくのだろうなと。
90歳から100歳まで生きたとしても、人としての自由が限られてくることに自分は耐えられるのだろうかと不安になることもあります。
90歳を超えたお祖母さんと話す機会があるのですが、旦那さんも亡くなられて友人や周りの知り合いもいなくなると寂しい日々がずっと続くそうです。
口癖のように「早く死にたい」と言われるんですね。
そんなことを言わんと長生きしてねと話すわけですけど、同じ立場であれば同じように言ってしまいそうです。
もちろん周りに若い人たちに慕われることもあるでしょうけど、私自身が5歳以上年の離れた子と話していても価値観が違い過ぎて話が合わないと感じているのに、90歳前後にもなるとさらに何十歳と年の離れた子と話すなんてさらに合わないでしょう。
おそらく自分の居場所ではないと感じたりするのではないかと思いますし、長生きする事がどれだけ良い事かもその価値が分からなくなるなと感じました。
改めてですけど、不老不死に憧れますか?
みんながみんな不老不死になればずっと楽しい人生かもしれませんけど、人が増えすぎて地球では過ごしていけない問題が出てしまったり、何かと問題も増えそうです。
1人で不老不死になっても若い頃の自分を知っている人がいなくなりして最終的にはずっと寂しい人生が続いて、もう死んでもいいかなと思っても死ねないのもどうなのかなと。
難しい感じではありますが、自然なママが一番いいのかなと思いますし、時の流れに身をまかせ♪とテレサテンの歌のような人生がいいんだろうなと思いました。
まあ不老不死になることはないでしょうから、自分の人生に悔いが無いように生きたいものです。
意外といいことがないなと思いました。