好きな事に対s手一生懸命取り組む人が成功すると私は思っていますし、それ以外のことで頑張っても報われないとも思っています。
ただ、誤解のないようにしておかなければならないことですが、自分が好きでやろうとしていることに対して後からついてくるやらなければならないことに対しては頑張らなければならないですよ。
例えば野球をすることが好きで一生懸命取り組むことはいいけれど、筋トレや走り込みは嫌いだからやらない、これは取りません。
仕事に対してもそうで、自分のしたい仕事につきまとってくる営業であったり集客、会計など苦手な事であっても取り組まなければならないことはもちろんあります。
野球という大きな物事が好きで、その枠組みの中についてくる筋トレや走り込みといったオプションのようなものも含めて取り組むことは当然ながら必要です。
ただ、自分の中で苦手と思うことに対しては最低限のことで済ませればよいですし、すべてを完璧にこなそうとする必要はありません。
得意分野と苦手分野は人それぞれに抱えていることであって、得意分野に対してはどんどん取り組んで、苦手分野は最低限に抑える、それで十分だと思います。
ただ、苦手分野であっても得意分野くらいにやらなければならないと思って苦しんでいる人はものすごく多いです。
その苦手なことに対して一生懸命取り組み過ぎて、本来得意分野だと思っていることでさえ自信を失っていく傾向があります。
何事も完璧にこなそうとし過ぎて、どんどん深みにはまって自信を失っていきます。
自分に余裕のない人は大抵その負のスパイラルに陥っていて、自分が生み出すピリピリした空気に気づいていなくて、どんどん周りから人が遠ざかるようになっています。
それでまた負のスパイラルが大きくなっているのですが、そういう人はさらにそれを打開しようとして一生懸命になりますからいつまでたっても歯止めが効かないのです。
この負のスパイラルを止めるにはどうしたらよいかというと、頑張らないことを頑張るしかないと思います。
完璧を求めてしまうとどうしてもできないことに目を向けてしまって、それを打開しようと必死になるのですがそれはやり方として全然効率的ではありません。
勉強でも同じことが言えますが、苦手分野を打開するために一番良い方法は得意分野をさらに伸ばしていくことです。
得意分野に対して他の人をひきつけない程の圧倒的な差をつけることで、自分に自信を持つことがまず最優先です。
自分に自信を持つことができて初めて苦手分野に対しても「今の自分であればできるかもしれない」と思えるようになるからです。
また、得意分野を伸ばすことができれば苦手分野に対しても比例して少しずつできるようになっていきます。
頑張らないことを頑張るのってものすごく不安ですよ。
日々頑張っている人は頑張らない状態ほど不安なことはありません。
一日中ボーっとしたりゲームをすることってサボっているような感覚になって不安ですからね。
でもそういう日も必要なんです。
日常生活焦って過ごしている人は、一度思いっきり休んでみるのも必要ではないかなと思います。
コロナで不安は大きいですけど、逆に思いっきり休むということなのかもしれません。