人を信じられないという人がいます。
人は信頼できるかどうかと言われたときに、私は心底「信頼できない」と答えてしまいます。
逆に自分は他人から信頼に値する人間かというとおそらくそうではないでしょう。
私自身もそれなりに頑張っているとは思うんですけど、他人から見た私自身が信頼に値するかどうかは分かりません。
つまりは信頼という言葉は相当な重みがあるものだということが分かります。
最初から人を信頼しないほうが気持ちが楽というか、相手に誤解を与えないとは思います。
信頼しすぎるとどうしても相手に甘えてしまうわけですけど、甘えてしまう行為を行うと人に気を遣わなくなるわけです。
人に気を遣わなくなるとどうなるか?
本来であれば人に気を遣わない=親しい仲になるわけですけど、そこまでの関係性を築いてこなかった人に対しては気を遣わないの行為を行うと無神経ととられる可能性があります。
人に甘えるという行為は親以上に行うのは大変危険であり、誤解を生むきっかけとなってしまいます。
相手の人が気を遣わない行動を取った時に、自分は信頼してもらえると素直に感じることができるでしょうか。
おそらくかなりの確率でそのように思ってもらえるとは思いません。
なんてわがままな人なんだ、自分を何だと思っているんだと勘違いされてしまうのではないかと思います。
だからこそではありますが、自分自身は相手を信頼しない態度で接するわけです。
人を信頼しないことでのメリットは何よりも自分自身が勘違いされるような行為を行わないことです。
自分が人に甘えてしまうといつまでも無制限に甘えてしまいます。
人に甘える行為で許してもらえるのであれば親以外にあり得ないと思っていますし、他人には決して許してもらえるとは思っていません。
友人関係ではともかく、夫婦関係においても夫だから妻だからという理由で甘えていませんか?
戸籍で関係が結びついたからという背景だけで相手に甘えてしまうがゆえに、許してあげられる限界値を超えてしまって離婚になってしまうような事例が世の中たくさんあります。
また、信頼しすぎて自分自身が傷ついてしまうケースも多々あるわけで、信頼するということは結構リスクが高いということが分かります。
自分を守るという意味においても、信頼に関しては余程がないことにはやめておいた方がいいと思います。
信頼するってかっこいい言葉ですけど、結構大変ですよ。