「ガミガミ」言っていませんか?
突然ですが、某人気アニメのお母さんのようにガミガミ毎日毎日注意したりしていませんか?
そして、何度言っても何も解決せずに毎日が過ぎていくってことありませんか?
このような場面に遭遇するといつも思うのですが、正直言っている方も言われている方にも時間もメリットもないなと。
ガミガミ言うことはしんどいという人がいるかもしれませんが、実は一番簡単な手段を選んでいるんですよ。
心配だからつい言ってしまう
心配になるとどうしても口にしてしまうと思うのですが、そのことで自分が望んでいる通りに事が進むことって少ないと思うのです。
これは親が子どもに対してガミガミ言うことと、上司が部下に言うこと、それぞれ同じだと思っています。
ガミガミ言って「何度同じことを言えば分かるんだ!」と言われて成長できる人は言う側がすごいのではなくて、言われた側がすごいんです。
ガミガミ言っている人は「一生懸命に伝えたから分かってくれた」と思うかもしれませんが、分かったのではなくて言われた側はこれ以上うるさい環境が嫌だと感じて妥協しているのだと思うんですよ。
ガミガミ言うことで言うことを聞いてくれたと思った人は成功例として続けていくでしょうが、言われた側は「またか…。」と感じて同じように聞いていくか、もしくは反発していく手段を選んでいきます。
ガミガミ言われることは脳にとってよくないこと?
ガミガミ言われることを不快だと捉えたら、それこそ脳にとっては良くないですよね。
工事現場の騒音と同じように捉えたら、その場の環境を逃げようと脳が判断するようになって、言っている言葉の意味すら理解しなくなるようになると思います。
脳の働きとして、不快なものは排除しようと働きますからね。
生きていく気力を失ってはいけないと判断したら間違いなくそのように行動するよう脳が指示しだしますよ。
ですから、ガミガミ言うことって言う側の自己満足であって、言われた側にとってはあまり効果が無い気がします。
やはり「褒める」からこそ理解が早まる
話を聞いてもらうためには、前提として褒めることが最適ですね。
自分の話を理解してもらう前に、まずは何気ない会話から相手を褒めることから始めると良いと思います。
前回のブログでも書きましたが、褒められると最初は「お世辞」と感じるかもしれませんが、継続して褒められると脳が快感を示すようになっていきます。
脳に喜んでもらえたら話を聞いても良いと判断してもらえればスッキリした状態で聞いてもらいやすいですからね。
話す側も不快な気持ちで話さないから気分がいいと思います。
話すときは相手の立場に立ってみて
以上のことからも、ガミガミ言う人が上司であれば、この人は話し方が下手なんだと捉えてしまいましょう。
毎回ガミガミ言われて「自分はダメなんだ」と自己否定することはありません。
相手の立場に立ってみたら、ガミガミ言われて言うことを聞いてくれると普通思わないですよね。
自分だったらそう思いますよ。
いつも仕事場で注意ばかりされていると悩んでいる人がいたら、一度そのように考えてみたらどうかなと思います。
視点を変えたら違った考え方で接することが出来るかもしれませんよ。
まとめ
毎回書いていて共通しているなと感じることは、「褒める」「楽しい」がキーワードだなと思います。
ガミガミ言っている環境ってどちらも苦痛な環境だと思いませんか?
最終的にはガミガミ言う人の自己満足とストレス発散にすぎないっていつも感じます。
相手の為に言っているんだ!って言っても本当に効果的とは思いませんから。
せめて自分が上司となって指導する立場になる際には、褒めることを中心にして、相手の成長を見ていきたいという気持ちを常に心がけておきたいですね。
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