自立した生活を送るためには、経済的な安定や住居の確保など必要なことは多々ありますが、何よりも重要なのは周りに頼らず自分自身の力で物事に取り組み、生活していこうというメンタル「自立心」を鍛えることです。
しかし、一言に自立心を鍛えると言っても、具体的にはどんなことを心がければいいのか分からないという方も少なくないと思います。
そこで、今回は自立心を鍛えるためのマインドセットを3つご紹介していきたいと思います。
自立心を鍛える考え方とは?
1:人に相談する前に自分で考えてみる
自立心を鍛える方法としてまず挙げられるのが、「自分で考えて行動をする」ということです。
何か問題に直面したときに、誰か詳しい方に意見を求めるというのは至極当然のことです。
しかし、時には人に聞いても答えが得られないこともあります。そんな時、普段から人に頼ってばかりの人は、問題を解決することができずに終わってしまいます。
また、簡単な問題なのにも関わらず誰かに意見を求めてばかりいると、「そんなこともできないのか」と思われてしまい、他者からの信頼も失ってしまうでしょう。そうした観点からも、まず自分で解決策を考えてみるというのは重要です。
加えて、自分で解決策を考えて問題を乗り越えることができれば、その成功体験が自信にもつながります。自分に自信を持つというのは自立するうえで何よりも重要なことなので、成功体験を得るためにもまずは自分で考えてから行動するようにしましょう。
2:失敗を恐れずに行動する
自分で考えて行動をするというのは、言い換えれば失敗したときに自分の能力不足を痛感させられるいうことでもありますので、「失敗したらどうしよう…」と尻込みしてしまう方も多いと思います。
しかし、物事に挑戦して失敗するということは必ずしも悪いことではありません。むしろ失敗から学ぶこともたくさんあります。
挑戦して成功すればそれは成功体験として自信になりますし、逆に失敗したなら、その失敗について分析することで知識や技術が深まるので、次の成功のための糧となるでしょう。
自分で考えて物事に取り組むということは、どちらの結果に転んでもメリットがあります。そう考えると、むしろ失敗を恐れて何も行動しないことの方が勿体ないですよね。
どんどん物事に挑戦していき、その体験から学ぶことが自立心を鍛えるうえで重要です。
3:決断はあくまで自分の責任として考える
自分で考えて行動することは重要ですが、どうしても自分の力だけでは問題を解決できず、誰かにアドバイスしてもらうこともあると思います。
しかし、そんなときに大事なのが「あくまで最終的な判断をするのは自分である」という考え方です。
例えば、誰かのアドバイスに従って行動し、その結果失敗に終わってしまった際などは、ついついその責任をアドバイスしてくれた他者のせいにしたくなりますよね。
しかし、そこで責任を他人に押し付けているようでは自立心は向上しませんし、「失敗の責任は自分ではなく他者にある」という考え方では反省する必要がないということになってしまいますので、前述のように失敗から学ぶこともできません。
誰からどんなアドバイスをもらったとしても、そのアドバイスを活かすかどうか、その判断をするのはいつだって自分自身であるということを忘れないようにしましょう。
まとめ
今回は自立心を鍛えるための方法についてご紹介させていただきました。
自立心は日ごろからのちょっとした心がけだけでも成長させることができますので、まずはどんな小さなことでもいいので、自分で考え、行動してみるのがいいでしょう。
あなたもぜひ、今回ご紹介した内容を活用し、自立心を鍛えていきましょう!