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今朝の「がっちりマンデー」をご覧になりましたか?
サンリオピューロランドというキティちゃんの遊園地があるそうで、私はその存在すら知りませんでした…。
その遊園地がV字回復で経営難を乗り越えたとか。
小巻亜矢社長が取り組んだ様々な工夫も大変すばらしかったのですが、その中でも目を引いたものがありました。
それは、「従業員が楽しいと思わないとお客様も楽しいと思わない」という考えで、朝礼で従業員の方たちが遊びを通じて連携プレイに取り組んだり、楽しい感覚を培う時間を作っている点でした。
人がどのようにして動くか、そしてお客様の気持ちも従業員を見ているという感覚が素晴らしいと感じました。
素晴らしい発想や企画を思いついたとしても、それを動かす人がその気にならなければ意味がありません。
小巻社長はその点も十分に取り組まれているからこそV字回復できたのではないかと思います。
このように、従業員に目を向けて取り組む姿勢が本当に嬉しいです。
従業員を大事にする姿勢でそれを戦国時代に実践してくれていた大名がいたんですよね。
それは誰かというと武田信玄です。
人は壁、人は城、と言うように人の動きを熟知していて、武田信玄に仕える武将は信玄の意のままに自由自在に動かすことが出来たそうです。
しかし、最初から信玄も動かせていた訳ではないみたいなんですね。
数ある戦を経て、部下の気持ちを考えて行動することが大事であることに気づいたそうなんです。
小巻社長も様々な経験をしたことで従業員を楽しくする仕組みを考えたのかもしれませんが、本当に大切なところだと思います。
従業員を大事にしない会社がいわゆるブラックと言われる会社だと思いますが、それだけではありません。
単に休みが多い、勤務時間が規定通りとされていても、会社の雰囲気でいくらでも残業をさせることができます。
頑張っている人が評価されることはもちろんですが、周りの目を気にしないといけない雰囲気が出来ていくとそれだけで鬱になったりする人もいるわけです。
人の動かし方は大変難しいことですが、うまくいけば経営もうまくいくと思います。
システムが素晴らしくても、それを指示する人が悪ければ辞めていく人が多くなるだけですからね。
結局は、人は壁、人は城、なんです。
人を大事にする会社はきっと伸びると思います。